TOP >記事詳細ページ
「 不戦勝 」
写真は、現在の監督が映ったポスター。「 アンジェイ 」3部作の2作目。
これで今回上映された4本を全て見た訳だが、この作品のアンジェイが1番、険しい表情をしている。
他の作品に出て来る様なパーティーのシーンや、友人同士の馬鹿騒ぎのシーンは一切無い。
が、彼の60年代の作品に共通する、日本人には真似の出来ないユーモア精神は、この作品にも健在。
「 不戦勝 」のオチのシーンでは、僅か4人しかいなかった観客の一人のオヂ様から、
「 アハハハ!」と笑い声が漏れた。
美しい白黒映像は、ハッと胸を打たれ、きっと永久に近い年月、記憶に残るに違いない。
でも最初から最後まで、ずっと険しい表情のアンジェイを見ていると、監督がこの時期、人生の中で1番辛かったのではないかと考えてしまい、胸が痛む。
これが、恋の悩みやお金の悩みなら、ニヘドンが自分の経験を踏まえてアドバイスの1つも出来るのかもしれない。
が、ソ連の支配と云う、ニヘドンがいまだかつて経験した事の無い政治的な拘束には、何も掛けるべき言葉が見つからない。
クリエイターには政治的抑圧はいかほどに辛いのか……。
ニヘドンは1週間停電状態が続いたら、もう発狂するに決まっている。
「 ブログ更新出来ないよっ!! 」
でも、彼が長生きしてくれたおかげで、ニヘドン達はまだ彼の新作を見る事が出来る。
願わくば、後20年位はどんどん映画を作り出して欲しい。
駄作だって構わない。
彼の作品だったら、駄作だっていいんだ。
短編だってOK!
そして、死なない映画監督として、世界の人々を恐怖のどん底に突き落として欲しい。
アンジェイ・ワイダとか、ニヘドンが好きな映画監督は沢山いるけれども、1週間に4本も彼の映画を見ちゃったから、もうニヘドンの心の中には彼が棲んでいる!!
→つづきをみる
この記事の評価
「ドンドン日記」
ドンドン日記の記事一覧ページへ
ドンドン日記の記事一覧ページへ
神奈川フィル・コンサートマスター(超イケメン)を追いかけながら、あちこちのコンサートを巡り、周辺のレストランで食べまくり、裏道を歩き回り、ブログに書きまくっています!!


